第11回受講&修了式
福岡女子大学が行っている
「女性のためのウェルカムバック支援プログラム」
今期6期生として参加しました。
第11回目のまとめと修了式の様子です。
ステップ3⃣ 働くことに向けて踏み出そう!
新しい自分になるための最終準備
講義 次の一歩を自分で踏み出す
・キャリアデザインとキャリアドリフト
・計画的偶発性理論
・自分らしいキャリアをデザインする
などがありました。
キャリアデザインとキャリアドリフト
キャリアデザインは受講記録⑧でも記載しているように、
個人の生き方や働き方を自立的にデザインすることで、
特に仕事や人生で岐路に立った時に、
自分のキャリアについて主体的にデザイン(設計)したり、
リデザイン(再設計)したりすること。
一方、キャリアドリフトとは、
日本のキャリア研究の第一人者であり、
経営学者の金井 壽宏(かない としひろ)教授が
提唱したキャリア形成の考え方で、
流れに身を任せ偶然も味方につけながらキャリアを構築していくことを指します。
金井教授によると、
人生の節目(危機感、アドバイス、ゆとり)においては
キャリアデザインに取り組み、
節目以外にはキャリアドリフトを
取り入れることを推奨しているとのことでした。
計画的偶発性理論
計画的偶発性理論とは、
心理学者のジョン・D・クランボルツ教授によって
提唱されたキャリア理論で、
キャリアは意のままにコントロールできるものではなく、
キャリアの8割は偶発的な出来事で決まるとする考え方です。
そして、
この計画的偶発性を起こす行動特性は5つあり、
好奇心・持続性・楽観性・柔軟性・冒険心があげられるとのこと。
以上を踏まえて、
個人ワークとグループワークでは、
これまでの人生で自分に良い影響を与えた
予想外の出来事や人との出会いについて考えました。
私自身で考えると、
・会社員の時に新人教育や採用業務に携わったことで、その分野に興味をもったこと
・「自分で『始めた』女たち」という書籍の影響で独立やインタビュー活動を決意したこと
自分で「始めた」女たち書籍情報はこちら
・東洋思想(万象学・算命学)の学びから生き方や価値観を変えていったこと
などがありました。
そして、それらを呼び込んだ行動特性は、好奇心だったのかなと思いました。
自分らしいキャリアをデザインする
人はつながりを通じて
人生やキャリアを
豊かにするきっかけを受けとっており、
多様なつながりを持つための小さな行動として、
4つあげられていました。
・ちょっとした手助けをする
・助言を求める
・自分を振り返る
また、働く理由を改めて考えた時に
・動機は「利己か利他か」-混合的かつ流動的に変化
・動機は「内発的か外発的か」-内発的は持続・外発的は単発
それらを考えることで、自分らしいキャリアに近づけるのだと学びました。
修了式
修了式では、ひとりひとり発表がありました。
受講を通じて印象に残ったことや気づき・自己の変化・感想と
今日からの自分の在り方を、先生はじめ事務局の方々の前で宣言しました。
とても緊張しましたが、
事前に原稿を書いてきたので無事終わることができました!
10月から始まったこのプログラム、あっという間でした。
社会人になって、
ましてや会社勤めをやめると
同じ目的を持って
成長していく仲間というのは
なかなか見当たらず、
この受講を通して、
その仲間ができたこと、
これからも人とどんどん関わりながら
自分を成長させていきたいと改めて思いました。
講師の先生方、事務局の方々、
そして6期生の皆さん、
本当にありがとうございました。