あなたは自分が生まれた十二支をご存知でしょうか?
日本では、自分の生まれ年の十二支を知らない人はいないくらい有名ですよね。
しかも、年女・年男なんて言葉もあるくらい。
今年は辰年なので、辰年生まれの人は年女・年男にあたりますね。
では、あなたが生まれた年(十二支)に
それぞれ守ってくれる仏様がいることはご存知でしょうか?
今回はあなたを守ってくれる「お守り本尊」についてご紹介します♡
子年生まれ(方位:北)
千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千本の慈手と手の慈眼によって万能ともよべる力を発揮し、すべての人びとを救うとされています。
丑年・寅年生まれ(方位:北東)
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
広大で無辺の功徳や知恵を持っている菩薩で、人々に知恵を授けるとされています。
卯年生まれ(方位:東)
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
「三人よれば文殊の知恵」という格言のように、知恵の神様として学業向上や合格祈願に有効とされています。
(※多くの場合、釈迦如来-しゃかにょらい-の左脇侍)
(※多くの場合、釈迦如来-しゃかにょらい-の左脇侍)
辰年・巳年生まれ(方位;南東)
普賢菩薩(ふげんぼさつ)
普賢菩薩(ふげんぼさつ)
優れた智慧で現世のあらゆる場所で人々を救済。
(※多くの場合、釈迦如来-しゃかにょらい-の右脇侍)
(※多くの場合、釈迦如来-しゃかにょらい-の右脇侍)
午年生まれ(方位:南)
勢至菩薩(せいしぼさつ)
勢至菩薩(せいしぼさつ)
智慧の光でいっさいを照らし、無上の力を得させるとされています。
(※阿弥陀仏-あみだぶつ-の右脇侍)
(※阿弥陀仏-あみだぶつ-の右脇侍)
未年・申年生まれ(方位:南西)
大日如来(だいにちにょらい)
大日如来(だいにちにょらい)
「宇宙そのもの」を表す仏様、この世の全てのものに智恵の光をおよぼすとされています。
酉年生まれ(方位:西)
不動明王(ふどうみょうおう)
不動明王(ふどうみょうおう)
仏法を守護し、人々を災いや迷いから救ってくださる仏様。
戌年・亥年生まれ(方位:北西)
阿弥陀如来(あみだにょらい)
阿弥陀如来(あみだにょらい)
極楽浄土にいて衆生を救済するとされる仏様。
あなたの住む地域の「お守り本尊」を見つけてぜひ参拝されてください。
万象算命学の年支だけでなく日支にあたる十二支でもご利益があるかもしれませんので、併せて確認するのもいいかもしれません。ちなみに、奈良県霊山寺(りょうせんじ)には、上記八体の仏様がお守り本尊霊場として建立されているようです。他にも三重県寶珠山大観音寺や愛媛県平城山薬師院観自在寺などなど全国各地にあるみたいです。
2024年(辰年)も上半期が過ぎようとしています。
年始だけでなく半年を振り返り、下半期に向けて準備するためにも神様・仏様に今一度、感謝の気持ちを伝えてみるといいかもしれません。
また6月~7月は日本では、梅雨の時期ですね。
仏語に「法雨(ほうう)」という言葉があるそうです。
これは、仏様が慈悲(人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと)にて、 生命あるもの全てをひろく救うことを言い、雨が万物を潤すことにたとえた言葉だそう。
雨がうっとうしく感じられる季節に突入しますが、
雨は仏様の慈悲であり、私たちの邪念を流して、きれいで澄んだ心に浄化し潤いをもたらしてくれる……と考えると、じっくり内面を見直す(鍛える)にはいい時期かもしれません。