「陰」と「陽」から見えてくる、生き方のヒント

仕事に役立つ情報

陰陽のバランス


「もっと動かなきゃ」「何かしなきゃ」
そう思って頑張っているのに、
なぜか結果が出なかったり、心が疲れてしまったり。

そんな経験、ありませんか?

特に女性は、
妊娠・出産・育児・介護などのライフイベントによって
体のリズムが崩れやすく、
心も揺らぎがちになるにも関わらず
自分と向き合う時間が
なかなかもてなかったりします。

それでも「社会に置いていかれないように」と
無理に頑張り続けると、
自分がどこに向かっているのか?
何のために頑張っているのか?
わからなくなってしまいます。

そんなときこそ、
東洋思想の「陰陽のバランス」という視点が、
ヒントになるかもしれません。

 

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陰陽説とは?

陰陽説は、
「自然」と「人生」のリズムを読み解く
「東洋的知恵」です。

東洋思想の陰陽説では、
世の中のすべてのものは「陰」と「陽」、
相反する2つの性質から成り立つと考えます。

たとえば…

・昼(陽)と夜(陰)
・活動(陽)と休息(陰)
・外向き(陽)と内向き(陰)
・発信(陽)と受容(陰)

しかし、陰と陽は別物ではなく
2つを合わせて1つという考え方です。

・昼と夜→1日
・活動と休息→人生
・外向きと内向き→心
・発信と受容→情報

このように捉えていきます。
上記はあくまでも私が考えた内容ですので、
イメージだけ捉えていただければと思います。

万象算命学で運命を読み取る時も、
不運と幸運の2つを合わせて運命とよび、
一方のみでは運命とはよびません。

このように、
どちらが良い・悪いではなく、
どちらも必要なものになります。

そして一番大切なのは「陰陽のバランス」です。

 

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「生き方」も陰陽で見ると、今の自分の状態がわかってくる

たとえば

・常に外に向かって成果を出そうとしている(陽)けれど、疲れが取れない・空虚感がある → 陰の時間が足りないサイン

・家の中や一人で過ごす時間が長くなっている(陰)けれど、気力が湧かず不安 → 陽への転換期かも

こんなふうに、
自分の今の生き方やキャリアのフェーズも
「陰陽のバランス」で見ていくと、
無理なく・自分らしく進むヒントが見えてきます。

私もかつては、常に外に向かって成果を出そうと頑張っていました。

その結果、原因不明の体調不良に数か月悩まされることになりました。

その時に改めて自分の内部に目を向けて、
食の改善やリラックスできる方法を模索し、
徐々に快復することができました。

当時、外に向かうエネルギーが多すぎて、
内側を大切にする時間を怠ったため、
陰陽のバランスが崩れたのではないかと思っています。

陰<陽

結果として体調不良となることで、
自然(神様)が、「アンバランスになっているよ」と
サインを送ってくれたので、
やっと内側に目を向けるようになったのだと考えています。

 

逆に

陰>陽

となった経験もしています。

それは、産後にやってきました。
はじめての出産・育児で、
悩みも多かったのに一人で乗り切ろうとして、
夫以外の人にあまり頼らずにいたら、
産後うつになってしまいました。

家に閉じこもって一人で自分と向き合いすぎて、
外のエネルギーが足らなかったのだと思います。

当時、夫に
「外に出て散歩したら?」
「他のママさんと話してみたら?」と
何回も提案されましたが、できませんでした。

なぜなら、
外にでても何も変わらないと思っていたし
こんな惨めでボロボロな状態で
外に出るのは恥ずかしいと考えていたからです。

しかし、引きこもったままの生活では、
情緒不安定やうつ症状(意欲の低下、不安、焦燥感、悲観的、攻撃的)は改善せず、仕方なく外出するようになりました。

すると、嘘のように心が安定するようになりました。
外のエネルギー(太陽、風、自然の香り、行きかう人々)が心地よく、ママさんが集まる場所にも出かけて交流することで話し相手もでき、快復することができました。

 

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陰=陽

陰陽はどちらも大切な性質です。

女性にとって、妊娠・出産・育児・介護など、社会的にはキャリアが“止まる”ように見える時期がありますが、陰陽の考え方で見れば、それは「陰=充電・再構築の時期」と捉えます。

陰があるからこそ、次の陽が生きてくる。
逆も然りです。

そして、そのサイクルは誰かと比べるものではなく、自分だけのリズムでいいのです。

 

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あなたの命式でみる「陰陽のバランス」

あなたの生年月日から導き出す
万象算命学の命式で
陰陽のバランスをみることもできます。

本来持って生まれた気質が
「陽」なのか「陰」なのか、
バランスがとれているのか
偏っているのか
それをみる命式は陰占の表で確認できます。

下記から命式を調べられます。

自己分析ツール

陽【+】=男性(的)
陰【-】=女性(的)
を表しています。

自分の命式がでたら、
下の図の赤い丸の部分と
一致する文字を確認してみてくださいね。

陽(甲丙戊庚壬)=男性(的)
夢やロマンをみて活気があり精神的に強い
優越・所有・権力志向
陰(乙丁己辛癸)=女性(的)
現実的で包容力があり協調性が高い
従順・控えめ・芯がある

下記表でいうと
甲なので男性的とわかります。

陰占参考図

ちなみに、
陰陽のバランスが偏っている場合、
命式全体をみて
陽の性質が多すぎると男性的、
陰の性質が多すぎると女性的との解釈になりますが、
あくまでも、簡易的な見方となりますので
他の部分も十分に読み解く必要があります。

 

陰陽バランス参考命式図

上記の例の場合は、
陰陽のバランスが偏っていて、
この方は、女性的要素が高いとみます。
大枠だけで読み解くとこんな感じですが、
あなたの命式だといかがでしょうか。

 

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陰陽のバランスが整えば、人生も働き方もラクになる

命式の陰陽も参考にしながら
毎日の生活の中で
あなたが知らずに優先にしているのは
「陰陽」どちらでしょうか?

「頑張っているのに、すっきりしない」
「休んでいるのに、気力がでない」
そんなときこそ、陰陽の視点で
“今の自分とは逆”の行動をしてみませんか?

ガラッと変えるのではなく
いつもの生活の一部に足りない「陰陽」を
プラスする感じで大丈夫です。

「平日は頑張った分、週末はゆっくりする」
「自宅でゆっくりもするけど、外でカラダを動かしてリフレッシュもしてみる」

陰も陽も、どちらも大切で、どちらもあなたの一部。

そのバランスが整ったとき、
あなたの生活のリズムも整い、
生き方も働き方もラクになります。

ここまで読んで下さり、
ありがとうございました。

 

幸運を招く陰陽五行(稲田義行著)
原典算命学大系(高尾義政著)

 

この記事を書いた人
久弥

サイト運営者の久弥です。
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