夏の土用と食べ物

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夏の土用と食べ物


土用とは季節の変わり目であり、この期間は風が停滞し、「気」が流れないとされています。また、土用=「土」を「用いる(使う)」生物たちの動きもとまります。よって、土いじりをして生物を無理やり動かすことで、「土の神様」の怒りにふれ、祟りや不調が現れると言われています。

土用の期間は年に4回(春・夏・秋・冬)巡ってきます。
2023年の土用期間はこちらです。
・冬の土用 1/17(火)~2/3(金)
・春の土用 4/17(月)~5/5(金)
・夏の土用 7/20(木)~8/7(月)
・秋の土用 10/21(土)~11/7(火)

そんな土用の時期に食べるといいものを紹介したいと思います。

 

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土用の味は?

土用の味は「甘」です。特に夏の土用にはいろいろなものが甘くなります。漢方ではキャベツやいも、果物のほか、肉、そしてウナギも甘味に分類されます。「甘」は、気や血を補う作用があります。

 

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土用の丑の日にうなぎを食べる理由

土用の丑の日には、うなぎを食べて、夏バテ防止しようというのが慣習となっていますね。
では、なぜうなぎがこんなにも有名になったのでしょう?

発祥は、江戸時代、あるうなぎ屋に平賀源内が「丑の日に『う』のつく食べ物を食べるとよい」とアドバイスし、それが繁盛したことで他のお店も真似たからという説が有力らしいです。

ちなみに、2023年夏の土用の丑の日は7月30日(日)です!

 

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夏は苦いものを食べよう

ちなみに、夏の味は「苦み」。
夏はゴーヤなど苦みのある食べ物、鮎などのハラワタの苦みを摂ると良いとされています。東洋医学の世界では苦い味は身体を冷やす作用があるとされ、沖縄でゴーヤがよく食されるのもうなずけます。また、苦いものにはストレスによって逆流した気を降ろす作用もあります。

皆さんも、ぜひ夏の味、土用の味を積極的に摂って、元気で健康な身体をつくり、暑い夏を乗り越えましょう!

 

 

参考・引用文献
読んだら話したくなる幸運を招く陰陽五行”縁起”の由来がよくわかる(稲田義行著)
この記事を書いた人
久弥

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